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2010年02月27日

◆世界で一番孤独なスポーツ

エヴゲーニイ・グリシコヴェツの小説『シャツ』では,30代の男性である主人公とその友人が,「世界でもっとも孤独なスポーツはなにか」という話題に興じる場面がある。

彼らは,それは女子フィギュアスケートだという結論に達する。氷の空間の上で,女性がたった一人で,誰の助けもなく,時には救いを求めるかのように両手を天に差しのべながら滑っていくスポーツだから。

オリンピックの映像を見て,ふとその一節を思い出した。