◆韓国1-明洞2街
8月に入って数日間ソウルへ行った。

手頃で交通の便が良いホテルを探したら,明洞(ミョンドン)に泊ることになった。ここは,若者たちが夜遅くまで,ショッピングや屋台めぐりを楽しむ町。日本なら,さしずめ渋谷や新宿紀伊国屋の裏通りといったところ。
でも,表通りから偶然迷いこんだ明洞2街は,中国のお茶やお菓子の小店,書店がひしめきあい,華僑学校の赤い壁がエキゾチックな異次元空間だった。別名,旧中国大使館通り,あるいはソウルの中国街。ソウル中央郵便局と漢城華僑学校のあいだの200メートルばかりの短い路地は暗褐色に輝いて,若者文化の街のなかで独特の魅力をたたえている。
夜も更けていたが,どうやら近くの店の飼い犬らしいおとなしい犬が路上でつながれていて,通りかかったおじさんが嬉しそうに話しかけていた。毎晩,家への帰り道でこの犬に会うのが,幸せな日課とでもいうように。
