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2004年09月12日

◆現代の《オランダ人》

書店めぐりをして,後期のロシア語の授業の教材と研究書を買いこんだ。ウラジーミル・パペルヌイの『モス・アンジェルス』とミハイル・ヤンポリスキーの映画論など。途中で,クズネツキー・モストの《ペリメシカ》に寄る。セルフサービス形式でお茶も食事もできるし,おしゃれなのに派手な装飾や音楽がないので落ち着ける店。

夜,ボリショイ劇場新館で,ペーター・コンヴィチヌイ演出の『さまよえるオランダ人』を見る。6月20日の初演以来絶賛されてきた今年のボリショイ劇場の話題作。歌手の力量もすばらしい。第二幕の場面が現代のフィットネスクラブになっているという斬新な演出だった。クライマックスも,従来の演出では,ヒロインが海に身を投げた後に,さまよえるオランダ人と娘に救済が訪れるのに対して,この演出ではヒロインがテロで周囲を巻きぞえにして死を遂げるところが現代的だ。

*ペリメシカ(Pel'meshka) Kuznetskij most. 4/3 str.1. 11:00-24:00 コーヒー18r.~,ペリメニ(ロシア風水餃子)27r.~,スープ25r.~

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