◆詩とハチミツ
今日はペトロフカ街の文学博物館で《共同制作》展を取材する。画家や詩人が共同制作した本や絵画の展覧会。オープニングを記念して,ロシア・アヴァンギャルドの流れをくむ詩人アンナ・アリチュークや,コズミックな感覚で知られるコンスタンチン・ケドロフらが詩を朗読した。アリチュークは,詩人ナターリヤ・アザロワ,画家のアレクセイ・ラザリョフと共同で作った新しい詩集『57577-日本の伝統的な詩形での往復書簡』をプレゼントしてくれた。この本はその名の通り,二人の詩人の俳句形式で書かれた往復書簡風の詩集で,絵や写真のデザインもしゃれているし,彼女たちが日本の詩に寄せる思いを語った序文も面白い。
展覧会の後,詩人ミハイル・スホーチンの家にお客に行って,日本の現代詩を朗読したり,ロシア語に訳したりする。私の翻訳に対するスホーチンのコメントは,詩人らしい繊細な感覚に溢れていて,言葉の奥深さをあらためて感じさせた。彼がノヴゴロド県で採ったアザミのハチミツをお土産にくれた。ありがとう,ミーシャ!!
